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会運営の基本

会員相互の立場と人格を尊重し、切磋琢磨し、信頼と友情を深め、真実と謙虚さを失することなく、常に高尚の気風を養い、会の前進を期して努力しようと思っています。また共に研究会を開き情報を交換して、国民のために柔道整復師制度を社会の変化に合わせて改正を目指し、技術を向上させ、それらを通じて、互いに相手を信じ、決して裏切らず、友情を深め、真実を追求する心を忘れずに、素直に他に学ぶ気持ちを持ち、常にグレードを高めようとする気持ちを鍛え、この会が、さらに前進することを目標に努力することを目的に会を立ち上げ、運営して行きます。

 

一、柔道整復師・柔道整復師界の現状認識、将来への展望。私達柔道整復師や、柔道整復師それぞれが所属する会が今どのような状況にあるのか、また、日本の医療制度の中での柔道整復師の役割や位置づけ、将来はどのようにすれば国民のためになるのか、これらの問題をみなさんと一緒に考えていくことを常に行なっていきたいと思っています。一、会員相互の融和を基調とし公正な立場を堅持すること。会員が、連携し、お互いの立場を理解し尊重すること。またその気持を持ち続けること。一、会員の福利・会進展の為には毅然として、艱難を厭わず事の処理に当たる。会員のみなさんが誠心誠意患者さんに接し治療ができる環境をめざし、整え、また会員一人ひとりは、会の発展のためには、自分の信念を貫くしっかりした態度で挑み、辛いことがあっても逃げずに、どんな難しい問題でも、向かって解決する。一、礼節を重んじ相助相譲を旨とする。どの様な相手にも、礼儀正しい態度を常に持ち、嘉納治五郎師範の提唱する「相助相譲」すなわち、自分だけでなく、助け合い、譲り合い協力しあって共に栄える、という精神を基本とする。

 

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